拇印と印鑑を比較してみる

印鑑イメージ

印鑑が欲しいのに印鑑が手元に無いというときは、拇印でいいということで、指の先を使って印鑑がわりにするようなことがあります。
最近はこの方法は滅多にとられるものではありませんが、同じ指紋を持つ人はまずいませんから、非常に合理的な方法といえますよね。

実際に、指紋で照合されるような機会はたくさんあって、それが犯罪の解決にも役立っています。
自分だけの指紋を残すことで、決定的な証拠となるわけですね。

印鑑の場合は、たとえ手彫りであってもやろうと思えばほぼ同じものを作り上げることは出来るはずです。
逆に、指紋のような細い線を表現することは出来ないでしょうから、場合によっては偽造されてしまうかもしれません。

そうなると、印鑑は指紋よりも信頼性が低いのかと感じてしまいます。
それなら、普段の書類にも、印鑑ではなく指紋を押した方が確実な気がしますよね。

ですが、指紋の照合は大変難しく、そのための設備がどこにでもあるわけではありません。
だれでも簡単に判断できるというわけではないのです。
もしかしたら、機械技術がもっと進歩してくれば指紋のような繊細な線を表現できる、指紋型印鑑がつくれるかもしれません。

ですが、人の指の力の加減と、印鑑の力の加減とではかなり違いますから、全く同じしるしをつけるのは難しいでしょう。
本格的にやるのなら、印材も指の弾力性を表現できるようなものにすれば可能かもしれませんが、それはまだまだ先の話でしょう。
いまはまだ、近未来が設定のスパイ映画などでしかみることができないですからね。

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